画像1: 歴代ロータリー車ミーティング2017 in マツダR&D横浜

1月22日に、歴代ロータリー車ミーティングが、マツダR&Dセンター横浜(MRY) で開催されました。
当日はファミリア・ロータリーからRX-8まで、55台の歴代RE車と約70名のREファンが集いました。受け付け開始の9時にはすでに多くのRE車が、会場のオープンギャラリーに世代ごとに整列駐車を始めています。ギャラリー入り口は、ヒストリックレーサーのレプリカ3台がREファンをお出迎えしてくれました。これらの車両は、昨年の岡山国際サーキットでのマツダファンフェスタ2016でも活躍しましたが、ここ横浜でも再会する事ができて感激もひとしおです。それにしても、驚くほどの美しいコンディションで、オーナーさんの熱い思いが伝わります。

画像: マラソン・ド・ラ・ルート仕様のコスモスポーツに片山レーシングカラーのRX-3、1979年デイトナ24時間レース IMSA GT-Uクラス優勝のRX-7

マラソン・ド・ラ・ルート仕様のコスモスポーツに片山レーシングカラーのRX-3、1979年デイトナ24時間レース IMSA GT-Uクラス優勝のRX-7

今回のミーティングのゲストは、FC、FDと2代にわたったRX-7の開発主査を務められ、現在はモータージャーナリストとして活躍されている小早川隆治さんと、また、シークレット・スペシャルゲストして初代SA、FCのRX-7のデザインを担当された小野隆さんが参加されました。
今回参加してくれたRE車両は4台のコスモスポーツをはじめ、最近ではめったにお目にかかることないファミリア・ロータリー(セダン)、サバンナ・ロータリーワゴン、また、ラグジュアリースポーツとして1980年代に一世を風靡したコスモAPと3世代のRX-7からRX-8まで、数多くの車種が集結しました。

画像: ミーティング参加者と愛車の記念ショット

ミーティング参加者と愛車の記念ショット

今回のミーティングの目玉のひとつが、MRYの第4スタジオの展示車両が公開されたことです。参加されたREファンの皆さんは、めったに見られないお宝RE車両に時間を忘れて釘付けになっていました。欲を言えばこれらのヘリテージカーを常設で展示してほしいと思うのはーを私だけではないと思います。垂涎ものですから。

画像: 1995年の東京モーターショーに出展されたREコンセプトカー RX-01

1995年の東京モーターショーに出展されたREコンセプトカー RX-01

画像: カリフォルニアのREチューナーであるレーシングビート社の手により、1978年のボルネビルスピード記録挑戦車で時速184マイル(約294km /h)の記録を出した初代RX-7

カリフォルニアのREチューナーであるレーシングビート社の手により、1978年のボルネビルスピード記録挑戦車で時速184マイル(約294km /h)の記録を出した初代RX-7

AVルームでのゲスト講演会では、これまでのRX-7ファンイベントで小早川さんの講話をお聞きする機会は数多くありましたが、元マツダデザイナーの小野さんは初のファンミーティグへの参加で、とても貴重なお話を伺うことができました。小野さん自身も驚いていましたが、当時の直筆のデザインコンセプトのイラストが残されていることです。X605(SA)とP747(FC)とプロダクトコードが記載されていますが、初代のSAは企画段階のイラストで、FCは発表後の宣伝広報向けに書かれたものだそうです。

画像2: 歴代ロータリー車ミーティング2017 in マツダR&D横浜
画像3: 歴代ロータリー車ミーティング2017 in マツダR&D横浜

マツダのデザインスタジオの伝統として、一般的に自動車メーカーが使用するクレイよりも固い粘土を使うことだそうです。作業効率の面でいえばクレイが柔らかいほうが良いのですが、固いクレイを使うことで3Dの面をデザイナーのイメージ通りに再現できるのです。面の表情を作りこむうえで、モデラーとの意思疎通で「面をねじる」と表現するそうですが、ある程度の硬度のクレイでないとイメージ通りの面を表現できないとのこと。ですから、マツダのデザインスタジオのスタッフは世界のトップの職人集団であると。その伝統が現在まで継承されて今日のエクステリアデザインの高評価を獲得しているのだと語られていました。

画像: スペシャルゲストの小早川隆治さん

スペシャルゲストの小早川隆治さん

画像: シークレット・スペシャルゲストの小野隆さん

シークレット・スペシャルゲストの小野隆さん

小早川さんの講話による世界初のロータリーエンジンの開発育成、市場導入の苦労話しと、その特性を生かしたくるまづくりなどマツダスピリットのヒストリーは、とても興味深いものでした。内燃機関の革命ともいえるロータリーエンジンは、コスモスポーツの10Aエンジンの市場導入、そして24年目に勝ち取ったル・マン総合優勝を経て、RX-8の13B RENESISまで進化を遂げてきました。次の半世紀に向けてREファンにとって期待がたかまるミーティングとなりました。

画像: 内装も美しいコスモスポーツ

内装も美しいコスモスポーツ

画像: コンテストコンディションのファミリアプレストロータリー

コンテストコンディションのファミリアプレストロータリー

画像: マツダ787BとR26Bエンジンの2ショットはMRYならでは

マツダ787BとR26Bエンジンの2ショットはMRYならでは

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