好天に恵まれた4月13日(土)~14日(日)、宮城県のスポーツランドSUGOにてマツダファン東北ミーティング in SUGO 2019が開催されました。これまで5回開催された同イベントですが、今年は過去最高となる4,220名の方が来場され、「マツダ」をたっぷりと楽しんで頂きました。
当イベントでは、マツダの全参加型モータースポーツ競技をはじめ、「マツダ」を体験いただける様々なコンテンツ、展示コーナー、パレードラン、現役レーシングマシン、およびレジェンドレーシングマシンによるデモラン、そしてトークショー、話題のロド芋などなどとても書ききれないほどの充実したコンテンツが用意されていました。
当ファンサイトのレポートでは、たくさんの皆さんが参加されたパレードラン、レジェンドマシンのデモランおよび同乗走行、ステージでのトークショーなどにスポットを当ててお伝えします。
まずは、13日に実施されたロードスターだけによるパレードラン。今年はロードスター誕生30周年記念イヤーという事で、土曜日の実施ながら初代NAから現行NDまでバラエティ豊かなロードスターが80台以上集まっていただきました。パレードラン前のブリーフィングにはNDロードスターのチーフデザイナーであり、開発主査でもある中山雅さんも参加、ロードスター開発にまつわる様々なエピソードをお話していただき、記念のタペストリーに中山主査をはじめ、参加いただいた皆さんに寄せ書きを書いていただきました。快晴のSUGOをオープンでゆっくりと走る快感はロードスターならではの楽しみですね。

ロードスターオーナーの皆さんを前に開発エピソードを披露する中山主査

記念タペストリーに皆さんで寄せ書き

メインストレートに整列する歴代ロードスター

ロードスターパレードランの記念撮影
14日は地元東北地区のアクセラオーナーズクラブの皆さん、オールマツダオーナーズクラブの皆さんのパレードラン、そしてイベントのフィナーレは夕闇迫るSUGOに来られた全マツダ車が参加できるオールマツダパレードランとなります。14日のパレードランに参加のオーナースクラブの皆さんは少なくとも2回はパレードランに参加できるというおいしい特典付きとなります。パレードランは皆さん慣れたもので、あれだけの台数が整然と列を作り、予定された時間内に集合写真撮影から退去までしっかりと終わらせる技はさすがと言わざるを得ませんでした。

AMOAの皆さんの集合写真

AMOAパレードラン 先頭は誘導車協会のCX-5

オールマツダパレードラン参加の皆さん
今回初めての試みとして、現役のS耐マシンやレジェンドマシンに助手席&シートベルトを装着し、デモラン走行枠で同乗走行ができるというコンテンツが両日ともに用意されました。もちろん、同乗できる人数は限られているのでそれぞれのトークショー後にジャンケンで当選者を決める方法。同乗マシンはS耐が開幕戦ST5クラス優勝のNOPROデミオ、2017年ST5クラスシリーズチャンピオンの村上モータースロードスター、2014年ニュル24時間レース参戦マシンレプリカ、 レーシングレジェンドマシンはコスモスポーツ、サバンナRX-3、RX-7、ファミリアなど総勢8台にマツダ767Bを加えた9台。2日間でトータル39名の方が同乗のチャンスを獲得しました。その中には767Bに同乗できるという超ラッキーな方が2名。走行はもちろん、安全マージンを十分に取った速度での同乗走行となりましたが、まず助手席に乗ることなどできないマシンでのレーシングコース走行はまたとない貴重な体験だったのではないでしょうか。

同乗走行ができるレジェンドマシン

こちらは同乗走行可能なS耐マシン

同乗走行を懸けたジャンケン抽選会

S耐マシン同乗走行に当選したラッキーなお二人

当選したデミオS耐マシンの助手席で喜色満面な笑顔
トークショーは現役のS耐ドライバーとレーシングレジェンドマシンのオーナーの皆さんとの2部構成。S耐は鈴鹿での開幕戦が終わり、第2戦はここSUGOでの開催という事で、第1戦の結果と第2戦に向けた戦略やポイントなど、興味ある内容を判りやすく話していました。一方のレーシングレジェンドマシンオーナーのトークショーは、それぞれ思い入れのある自車について語ってもらう予定でしたが、シャイな方が多いようでなかなか話が弾まず、MCのzuppyさんも苦労?していたようでした。

レジェンドドライバートークショー

現役ドライバートークショー
次回は11月23日~24日、岡山国際サーキットで開催されるマツダファンフェスタ2019ですが、その前の9月24日に富士スピードウェイでロードスター30周年記念イベントの開催を計画中です。お楽しみに。