日本最大級のヘリテージカーイベント「AUTOMOBILE COUNCIL 2020(オートモビルカウンシル)」が、7月31日から8月2日まで幕張メッセで開催され、3日間で11,230名のファンが訪れました。「自動車文化を後世に伝えるという使命をまっとうする」ことを目的に、往年の名車と最新モデルが一堂に会するこのイベントは、2016年からスタートし、今年で5回目となります。国内外を含めて、今年初めてのビックイベントとなったマツダスタンドは、レストア後初公開となる3輪トラックをはじめ、R360クーペ、 NAロードスターやコスモスポーツ、ファミリア、サバンナRX-7といった往年の名車や、ロードスター100周年特別記念車、そして世界初公開となるマイルドハイブリット仕様のMX-30を展示しました。

ステージ中央にはロードスター100周年特別記念車とそのカラーリングのモチーフとなったR360が展示されていた。

MX-30マイルドハイブリッド仕様が世界初公開。

創業100周年に合わせてレストアされた3輪トラック「GA型マツダ号」

前面には当時のマツダエンブレムが光る。

スピードメーター、給油口、シフトノブなどがまとめられたタンク部。

エンジンは空冷式669cc、最大出力13.7ps、最大トルク3.5kg

普段は広島のマツダミュージアムで展示されている車両も、ここ幕張で展示。左はSA22C型初代RX-7、右は初の量産化に成功したロータリーエンジン搭載車 コスモスポーツ。

イメージカラーがレッドの代表車種3台。左から「赤いXG」で有名なBD型5代目ファミリア、最量販オープンスポーツカーとしてギネス記録を持つNA型ロードスター、公害対策が施されたロータリーエンジンが搭載されたコスモAP。


当時エポックメイキングなクルマとして話題になった3車種。左からロータリー初量産車コスモスポーツ、ベルトーネデザインとして話題になった流れるようなスタイルの初代ルーチェ1500デラックス、そして需要を見越しセダンに先行して発売された初代ファミリアバン。

4輪乗用車への本格参入の礎となったR360クーペ。スマートなデザインで人気を博した。

3密を避けるため、入場制限が実施された会場。ゆったりとした見学が可能となった。

ショップブースに展示されていたFD3S RX-7とR360クーペ。初期型RX-7はすでに30年近く経過する車両。両車とも新車のような輝きを放っている。

